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2010年10月2日 11年前、ダイエーホークスが初優勝したとき、王監督は「連覇はこの何倍も難しいのだ」と言って、翌年、連覇を果たしました。 ・・・・・この意味のない前ふりは何とない私の気持ちです。上野朱さんの「蕨の家」(海鳥社)が出版されたときは本当に嬉しかったけれど、今回2作目の「父を焼く」(岩波書店)が出て、その何倍も嬉しいと言いたいのです。 人は皆何かを背負って生きているけれど、それをちょっと楽にしてくれるエッセイです。一番重いものを背負っているのは著者の朱さんでしょう。偉大な父を持つ息子、それも一人息子であれば、生まれながらに大変なものを背負わされています。ただのバカ息子なら苦にもならないでしょうが、その荷を丸ごと残さず背負いきる朱さんを知る人はだれも、今回の2作目をどんなに喜んだことかと思います。 その重みゆえに、彼はいままで自分の才能と技量に自ら封印していたのだと、この本を読んで私は確信しました。 ちなみに、表題作「父を焼く」の最後、「知人の陶芸家がこの日のために焼いてくれた大きな壷」は、上野英信を敬愛する筑豊の若い陶芸家が泣きながら焼いた骨壷でした。 #
by dai_hirao
| 2010-10-02 18:32
| その他
2009年5月20日 多分農薬の所為だったのでしょう。中学生の頃、霊峰英彦山に登らなければ会えない蝶でした。山伏の修験場だったこの山は「2度登る馬鹿もいる」と言われるほど急峻です。私は夏休みに4度登りました。たしかにアサギマダラは私が入れ込んでいる蝶のひとつでした。 今ではそれが普通に窯の周りにいたりするのですが、今日は我が家の蜜柑の木で蜜を吸っていました。嬉しくもありますが、ちょっとがっかりもします。 #
by dai_hirao
| 2009-05-22 00:07
| 昆虫
日本で一番小さなキツツキ、スズメぐらいの大きさです。つがいで来ていたのですが、ツーショットは無理でした(原始的デジスコで撮影)。この桃にはよほど虫がいたのでしょう。小さなドラミングの音が長い間響いていました。 実が生らなかったはずです。でもまあ、キツツキを見られただけ得した気分になりました。 今年は桃が生るかも・・と考えるのは虫が良すぎでしょうか。 #
by dai_hirao
| 2009-02-27 18:24
| 野鳥
2009年2月11日 はなののののはなはなのななあになずななのはななもないのばな ー 谷川俊太郎 ことばあそびうた より ー 分類するための名前と認識するための名前があります。認識するためには「名もない野花」の方がいいこともあります。 #
by dai_hirao
| 2009-02-11 08:52
| 植物
2008年12月9日 本物を見る前に図鑑で見ていっぺんで好きになりました。花は普通の黄色い蝶型花ですが、この黒い種とえんじ色の殻のバランスが何とも言えません。日当たりの良い山野に普通にあると書かれているのですが、何年も出会えませんでした。 薪切り場の土手一面に生えていたなんて、まったく驚きです。多年草なので何年も前からここにいたのでしょう。チェーンソーで薪を切っている私を向こうからずっと見ていた目玉のように思えてきました。 #
by dai_hirao
| 2008-12-09 20:07
| 植物
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